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株式会社 せきやまたいち一級建築士事務所
名古屋市にある建築設計会社

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名古屋の「おしゃれ建築」を楽しむコツ:写真より先に“見どころ”を決める

  • 公開日:2026-01-26

名古屋で「おしゃれな建築を見たい」と思ったとき、つい写真の“映え”を探してしまいがちです。

 

けれど、建物や街の魅力は、角度や距離、時間帯で表情が変わるところにもあります。
この記事では、建築の専門知識がなくても試しやすい「見どころ(観察テーマ)を先に決める」楽しみ方を、名古屋のスポット例とあわせて紹介します。

 

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。開放時間・ライトアップ・休館日・撮影ルール等は変更される場合があります。お出かけ前に各施設の公式情報をご確認ください。

 

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まずは「見るテーマ」をひとつ決める

 

建築を楽しむコツは、写真を撮る前に「今日は何を見たいか」を決めておくことです。

 

たとえば同じ場所でも、「ガラスの反射」に注目する日と、「夜の光」を追う日では、歩き方も写真も変わります。

 

 

・形(シルエット):曲線・ねじれ・塔・球体など、遠くからでも分かる輪郭

・素材と質感:ガラス、タイル、金属、石など、近づくほど面白いポイント

・光:昼の反射、夕方の陰影、夜のライトアップなど

・歩く体験:広場の余白、アプローチ、通り抜けの気持ちよさ

・ディテール:装飾、階段、窓まわりなど「寄って気づく」見どころ

 

迷ったら、まずは「今日はこの一つだけ」と決めてみてください。

テーマがあるだけで、街歩きの満足度が上がりやすくなります。

 

 

 

見どころテーマの作り方:初心者でも迷いにくい4つの視点

 

1)遠景で「形」をつかむ

 

まずは少し離れて、全体の輪郭を見ます。

曲線や塔など、形がはっきりしている建物は、それだけで“見るテーマ”になりやすいです。

 

 

2)近づいて「素材・質感」を拾う

 

近づくと、ガラスの透明感、タイルの継ぎ目、金属の反射など、写真に残しやすい要素が見えてきます。

「寄りの一枚」を撮ると決めるだけでも、写真のバリエーションが増えます。

 

 

3)時間帯を変えて「光」を楽しむ

 

同じ場所でも、昼と夜で印象が大きく変わります。

夜のライトアップは、点灯時間が変わることもあるため、最新情報の確認がおすすめです。

 

 

4)建物単体より「街の空間」を見る

 

公園、広場、通りの“抜け”など、建物の周りの空間を含めて見ると、街歩きがぐっと面白くなります。

「ここは立ち止まると気持ちいい」「この角を曲がると景色が変わる」といった体験も、見どころの一つです。

 

 

 

テーマ別:名古屋で試しやすい「おしゃれ建築」スポット例

 

ここでは、テーマごとに“見方の例”を紹介します。

あくまで一例なので、気になったテーマを一つ選んで試してみてください。

 

 

 

ガラスと水:反射と透明感を楽しむ(栄)

 

 

オアシス21は、水をたたえたガラスの大屋根「水の宇宙船」がシンボルの立体型公園として紹介されています。

外周の園路では、地上約14mの空中散歩ができ、夜はライトアップも楽しめます。

 

・遠景:オーバル形状の輪郭を一枚

・近景:水面の反射やガラス越しの空を一枚

・体験:上を歩いた“目線の高さ”を残す一枚

 

 

 

夜の光:ライトアップを「時間の変化」として見る(久屋大通)

 

 

中部電力 MIRAI TOWER(旧・名古屋テレビ塔)は、日本初の集約電波鉄塔として建設されたタワーとして公式サイトで紹介されています。

ライトアップの点灯時間は「日没~24時頃」が目安とされ、変更の可能性も明記されています。

 

・遠景:塔の“縦”と公園の“水平”をセットで

・近景:光の当たり方や、塔体の一部を切り取る

・体験:数分だけ時間差で撮って、色や雰囲気の違いを比べる

 

 

 

公園と街:余白・抜けで気分が変わる(久屋大通)

 

 

久屋大通公園(北エリア・テレビ塔エリア)は、名古屋市の案内で、2020年9月18日に「Hisaya-odori Park」として開業したとされています。

公園と店舗が一体になったつくりは、「建物の前後関係」や「歩く気持ちよさ」を味わうテーマと相性が良いです。

 

・遠景:広場の余白を大きめに入れて撮る

・近景:ベンチや舗装の素材感、植栽のリズムを拾う

・体験:歩きながら視界が開けるポイントを探す

 

 

 

ねじれ・曲線:遠目で分かる“形の強さ”を追う(名駅)

 

 

モード学園スパイラルタワーズは、3面の外壁がスパイラル状にねじれた独特のデザインが特徴として、施工者の実績紹介でも説明されています。

形が強い建物は、初心者でも「見た」「撮れた」が作りやすいスポットです。

 

・遠景:まずは全体が入る一枚

・近景:曲線の陰影や、外壁のねじれが分かる切り取り

・体験:角度を変えて、見え方の違いを比べる

 

 

 

球体:スケール感を「人との対比」で楽しむ(白川公園)

 

 

名古屋市科学館(プラネタリウム)は、公式案内でドーム内径35mの「世界最大級」と紹介されています。

球体の建築は、写真でも“形”が伝わりやすいのが魅力です。

 

・遠景:球体の輪郭がきれいに出る位置を探す

・近景:パネルのつなぎ目や質感など、細部を一枚

・体験:人を小さく入れて、サイズ感が伝わる写真にする

 

 

 

公園の中の美術館:低さとアプローチを味わう(白川公園)

 

 

名古屋市美術館は、白川公園の中に建ち、建築は1層を地下に埋め込み高さを2階建に抑えていることが公式サイトで説明されています。

サンクンガーデン(地面を少し掘り下げた庭)のように、外と中の“間”を感じられる場所も見どころになります。

 

・遠景:緑と建物のバランスを見る

・近景:ロビー周辺や格子、影の出方を拾う

・体験:入口までの“歩く時間”を含めて楽しむ

 

 

 

レトロ建築:装飾やタイルを「寄って」見る(市役所・県庁・市政資料館)

 

 

名古屋市役所本庁舎は、国指定重要文化財で、高さ53mの中央塔などが名古屋市公式サイトで紹介されています。

近くには、文化遺産オンラインで外観がタイル張りの三層構成などと解説されている愛知県庁舎もあります。

 

さらに名古屋市市政資料館は、1922年に裁判所庁舎として建設された建物で、現在は公文書館として保存・公開されていることが名古屋市公式サイトに記載されています。

 

・遠景:まずは屋根や塔のシルエットを一枚

・近景:タイル、窓まわり、階段などディテールを一枚

・体験:建物の“入口周辺”の雰囲気を、左右で見比べる

 

 

 

街歩きの組み立て方:写真が散らからない小さなルール

 

「遠景・近景・体験」の3枚だけ決める

 

どこでも通用するルールとして、次の3枚を“撮るリスト”にしてみてください。

 

1. 全体(遠景)を1枚

2. 質感(近景)を1枚

3. その場所らしい体験(歩く目線・光・人の流れ)を1枚

 

これだけでも、似た写真が増えにくくなり、見返したときの納得感が出やすくなります。

 

 

最初はエリアを絞る

 

名古屋は見どころが点在しているので、初心者ほど「今日はこのエリア」と決めたほうが回りやすいです。

たとえば、栄〜久屋大通周辺ならガラス・水・夜景のテーマをまとめやすく、白川公園周辺なら“形”や“余白”のテーマで歩きやすくなります。

 

 

 

気持ちよく楽しむための注意(マナーと安全)

 

撮影ルールは施設ごとに確認する

 

屋内展示や施設内は、撮影の可否や範囲が場所ごとに異なることがあります。

案内表示に従い、混雑時は通行の妨げにならない場所で立ち止まるのがおすすめです。

 

 

夜は無理せず、明るいルートで

夜景を見に行く日は、帰り道の明るさや混雑状況も含めて計画すると安心です。

点灯時間やイベント実施日は変更されることもあるため、直前に公式情報を確認しておくと、現地での“空振り”も減らせます。

 

 

 

まとめ:名古屋の建築は「見るテーマ」があると、もっと面白い

 

名古屋の街歩きは、建物を“見る”だけでなく、角度や距離、時間帯を変えて“味わう”ことで楽しみが広がります。

写真を撮る前に見どころ(観察テーマ)を一つ決めるだけで、迷いが減り、思い出も整理しやすくなります。

 

次の休日は、まずはテーマを一つだけ決めて、気軽に歩いてみてください。

 

 

 

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ご相談・お問い合わせ

 

株式会社 せきやまたいち一級建築士事務所は、名古屋市で構造設計をメインに建築設計を行っています。

新築・改修の計画では、早めの情報整理が役に立つことがあります。

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参考情報(外部)

 

※本記事は一般的な情報提供を目的としています。開館時間・休館日・点灯時間・撮影ルール等は変更される場合があります。お出かけ前に各施設の公式情報をご確認ください。